乾燥肌だと肌にハリや弾力がなくなりやすい?
乾燥肌になると肌が粉を吹いたようにカサついたり、化粧ノリが極端に悪くなります。
更に厄介なのが肌のハリや弾力が失われてしまい、深いシワができたり重力に負けてたるみが生じてしまう場合もあります。
乾燥肌からハリや弾力がなくなりやすい原因は、肌の保湿力が失われているからです。
健康的で若々しい赤ちゃんのプルプルお肌で考えてみると、大体7〜8割くらいは水分で占められているとされています。
保湿力のカギを握る3大保湿成分のヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドもたっぷり含まれています。
成長するに伴い、生活習慣の乱れが生じると徐々に保湿成分の量が減りだします。
その後20代をピークに確実に減少していき、年齢を重ねるほど保湿力が失われてしまいます。
特にハリや弾力を維持するために活躍するコラーゲンは、大人になれば赤ちゃんの約半分の量になるとも言われています。
年齢と共に減少しやすいのに加えて、乾燥肌のせいで肌の保湿力が衰えてしまえば、確実に早く肌老化が訪れます。
ハリや弾力がなくてシワやたるみの生じたお肌になっていると、実年齢以上に見られてしまうのも当然です。
乾燥肌に必要な保湿方法は?
乾燥肌の方は真っ先に保湿力を強化して、適度な潤いを維持できるように心がけて下さい。
ハリや弾力を維持するために必要なコラーゲンやエラスチンの補給が必要と考えられますが、肌の奥には浸透しにくい成分のため、できるだけ浸透性が良くなるように開発された商品を選ぶのがおすすめです。
化粧水でしっかり水分を補給した後は、水分を逃がさないようにフタをする役割を持つ乳液や保湿クリームを使って下さい。
洗顔時に洗浄力が強すぎる商品を使うと皮脂が全て奪われてしまい、乾燥肌を余計に悪化させる可能性が高くなります。
正しいエイジングケアの基本は保湿です。
様々な保湿成分がある中で、自分の肌質には何が必要なのかをしっかり見極めなければ正しい保湿ケアは実現しません。
スキンケアも大切ですが、日常生活の改善も大事な要素になることを忘れないで下さい。