乳液のメリット&デメリットは?
基礎化粧品をライン使いする際に、化粧水や美容液をつけた後に乳液を使っている方も多いと思います。
乳液は化粧水の水分や美容液の美容成分を逃がさないように、フタをする役割があります。
洗顔後に化粧水や美容液を付けただけで済ませていると、せっかく補給した成分が肌の奥に浸透する間もなく蒸発して逃げ出します。
乳液は正しい保湿ケアを実践するうえで大切な役目を発揮するアイテムです。
乳液を使うメリットは水分を逃さないだけではありません。
適度な水分と油分を含んでいるため、程よく肌の奥に潤い成分を浸透させる役割があります。
朝と夜のスキンケアできちんと乳液を使ったケアを実践していると、次第に肌の柔軟性が感じられるようになります。
これは適度な潤いが維持されている証拠で、乳液の働きが程良く発揮されていると考えられます。
化粧品メーカーによっては、化粧水や美容液よりも先に乳液を使用して、ブースターの役割を担うタイプもあります。
効率良く肌に潤いを補給できるように保湿成分をバランス良く配合している乳液を先に使うと、その後の化粧水や美容液が浸透しやすくなると考えられます。
乳液を使うと肌質に合ったケアを実践しやすいのが、大きなメリットになります。
乳液のデメリットは?
逆にデメリットとして考えられるのは、スキンケアの手間が面倒に感じられる点です。
洗顔後に化粧水、美容液、乳液と段階を踏んだお手入れは肌の健康状態を守るには必要ですが、忙しい時間帯だと非常に面倒になるものです。
手間がかかるのがイヤで化粧水や美容液、乳液等の機能が一つになっているオールインワン化粧品を活用している方も多いですが、やはり機能性を考えるとそれぞれの役割を発揮するために別々に使った方が良いと考えられます。
スキンケアの手間はできるだけ惜しまないようにするためにも、少し時間に余裕を持ってスキンケアを実践して下さい。
朝は10分くらい早く起きる、夜はできるだけ早めに洗顔をして肌のお手入れを完了させ、ゆっくり過ごすように工夫するのがおすすめです。